花はどうしていろんな色をしているの?
昆虫(こんちゅう)などに花粉を運んでもらうために、目立つ色をしてアピールしているからです。
花の中には、将来(しょうらい)実を作るめしべと、花粉を持つおしべがあって、受粉(じゅふん:めしべに花粉がつくこと)することで種子が作られます。
植物は自分で動けないので、チョウやハチなどの昆虫(こんちゅう)に花粉をめしべまで運んでもらう必要があります。そこで植物たちは、花の中においしいみつを用意して、花びらに赤、青、黄、むらさきなどの目立つ色をつけて、昆虫(こんちゅう)たちをさそっているのです。
目立つ色の花びらの中には、アントシアニン(赤、むらさき、青)やカロテノイド(黄、だいだい、赤)などの色素(しきそ:色のついた成分)が入っていて、これらの色素(しきそ)の組合せで花の色が決まります。白色の花にはこれらの色素(しきそ)がふくまれていないため、白く見えます。
ちなみに、植物の中には、昆虫(こんちゅう)などを花へさそうのに、香(かお)りを使う種類もたくさんあります。どんな色や香りの花に、どんな動物が来ているのか、調べてみるとおもしろいかもしれません。