選定基準
長期間にわたっての定量的データがある種は,「甲殻類その他」では限られているため,2001年度版では定性的な判断により,各種のカテゴリーを決定した。福岡県RDB2014でも,定量的な判断を正確に行うための十分な調査結果や資料・情報が不足していたため,多くの種では定性的な判断によりカテゴリーを決めざるを得なかった。ただし,定量的なデータがある種については,それを基に判断を行い,「選定理由」の欄に定量的な情報を記入した。今後,すべての種で定量的な判断を行うのが望ましいが,そのためには,長期にわたる継続した定量的研究の積み重ねが必要である。なお,資料調査,聞き取り調査については,信頼できる情報のみを用い,特にネット上の情報については,精査後に利用した。