レッドデータブックとは何か
レッドデータブックとは、絶滅のおそれのある野生の動植物のリスト(レッドリスト)及びそれらの生育・生息状況をとりまとめた本のことです。
国際自然保護連合(IUCN)により、1966年に最初のレッドデータブックが作成され、表紙に赤い紙が使われていたため、レッドデータブックと呼ばれています。
福岡県におけるレッドデータブック作成の経緯
福岡県では、県内の絶滅のおそれのある生物の現状を把握し、県民の皆さんに希少野生生物への理解を深めていただくと共に、これからの保全対策の資料として役立てるため、平成13年3月に「福岡県の希少野生生物-福岡県レッドデータブック2001-」を発行しました。
その後、最新の情報に更新するため、レッドデータブックの見直しに取りかかり、植物群落、植物、哺乳類、鳥類については、平成23年11月に、爬虫類、両生類、魚類、陸・淡水産貝類、昆虫類、甲殻類その他・クモ形類等については平成26年8月にそれぞれ改訂しました。