トガリアメンボ

生息環境

ため池、池沼、湖沼、河川

選定理由

絶滅危惧種であるオヨギカタビロアメンボに対して悪影響を及ぼす可能性が示唆されており、その他の水面生活性の微少な水生昆虫類への悪影響も危惧される。侵入初期で生息地は限られており、根絶できる可能性がある。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 昆虫類
分類 カメムシ目アメンボ科 別名 なし
学名

Rhagadotarsus kraepelini Breddin, 1905

原産地 ニューギニア島
生態的特徴

体長約7mmの小型のアメンボ。腹部末端が細く尖ることが和名の由来。ため池や湿地などの止水環境に生息し、しばしば群生する。飛翔能力が高く、国内侵入後に分布域を拡大している。

侵入経緯

輸入された水生植物に卵が付着して侵入したと考えられている。国内では2000年代に兵庫県で初めて確認され、県内では2010年に福津市と北九州市で初めて確認された。

定着状況
県内
北九州市、中間市、福津市、糸島市、上毛町
国内
本州(福島県以西)、四国、九州

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