ノシメマダラメイガ

生息環境

人家、工場

選定理由

穀類をはじめとする乾燥食品の重要害虫として知られる。広域に分布しているため根絶は不可能であるが、食品衛生上の問題となる種のため、特に食品産業においては防除対策の徹底や混入防止の措置が必要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 昆虫類
分類 チョウ目メイガ科 別名 ノシメコクガ
学名

Plodia interpunctella (Hubner, 1813)

原産地 不明
生態的特徴

成虫は開張13~16mm、体長7~8mmで、前翅は淡黄色と赤褐色の模様になる。幼虫は体長約10mmで、穀類、ナッツ類、チョコレート菓子などの油分の多い乾燥加工食品などを食害する。また、幼虫や成虫が加工食品に混入して衛生害虫として問題となる。

侵入経緯

明治時代以降の貿易量の増加に伴って、農作物に混入して侵入したと考えられている。国内では、1917年に大豆倉庫で発生したのが初めての確認とされる。県内における侵入年代は不明。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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