シロオビマルカツオブシムシ

生息環境

人家、工場、道端、森林

選定理由

乾燥食品の害虫として知られる。県内における生息数は少ないと考えられるが、その生態から条件によっては増加し問題化する可能性がある。工場などでの防除対策を徹底するとともに、状況を注視して個体数の増加を未然に防ぐ対策が必要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 昆虫類
分類 コウチュウ目カツオブシムシ科 別名 なし
学名

Anthrenus nipponensis Kalík & Ohbayashi, 1985

原産地 中国、朝鮮半島
生態的特徴

成虫は体長4mm程度。幼虫は乾燥した動植物を食べて成長し、成虫は野外において花粉を食べて生活する。

侵入経緯

明治時代以降の貿易量の増加に伴って乾燥食品などに混入して侵入したと考えられるが、国内への侵入年代は不明。県内における侵入年代も不明。

定着状況
県内
不明
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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