アメリカセンダングサ

生息環境

道端、荒地、水田、放棄水田、水路、河川敷、堤防、湿地、草地、畑地、樹園地

選定理由

繁殖力が旺盛で、各地の草地、田畑、水路、湿地などに普通に見られる。在来種、特に湿生植物との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 セイタカタウコギ
学名

Bidens frondosa L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

一年草。茎は高さ1~1.5m。花(頭花)は直径1~2cmで黄色。果実は扁平でかぎ状の剛毛の生えた2本の刺があり、動物に付着して散布される。また、水に流されても広がる。繁殖力が非常に旺盛で、種子の生産量は1株あたり25~7,540個、寿命は16年に及ぶこともあるという。水辺や湿地に好んで生育し、水田中に見られることもある。

侵入経緯

大正中期(1920年頃)に琵琶湖畔で定着が確認された。非意図的な移入と考えられる。県内では1939年に北九州市で採集されたものが最初の記録である。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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