セイヨウミツバチ

生息環境

畑地、樹園地、放棄畑、道端、荒地、草地

選定理由

在来のニホンミツバチと餌資源が競合し、巣を襲い盗蜜することが知られる。人への攻撃性は高くないが、刺傷被害が生じることがある。産業管理下から逸出しないよう注意が必要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 昆虫類
分類 ハチ目ミツバチ科 別名 なし
学名

Apis mellifera Linnaeus, 1758

原産地 ヨーロッパ、アフリカ、中近東
生態的特徴

ニホンミツバチよりも採蜜量が多いため、現在の養蜂のほとんどで使用されている。農作物の送粉者としても産業上重要である。スズメバチ類による捕食圧に対抗する行動を持たず、低温耐性が低い。

侵入経緯

野生種はヨーロッパ、アフリカ、中近東に分布していたが、北米で養蜂用として品種改良されたものが、1876年から日本に導入された。県内では1900年頃からセイヨウミツバチを用いた養蜂の記録がある。

定着状況
県内
不明
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

同じカテゴリーの侵略的外来種