メマツヨイグサ

生息環境

道端、荒地、河川敷、草地、畑地、牧草地、樹園地

選定理由

県内各地に広く分布している。平尾台などの草原や玄界灘の海岸砂浜にも定着し、しばしば群生するため、在来の草原性植物や海浜植物との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 アカバナ科 別名 なし
学名

Oenothera biennis L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

越年草。茎は全体に毛が多く、高さ30~150cm。花期は5~9月、花は茎の上部に密につき、直径2.5~5cmで黄色。夕方から咲き始め、朝にはしぼむ一日花である。開けた攪乱された場所に生える。

侵入経緯

明治後期に渡来したといわれている。本種はしばしばアレチマツヨイグサO. parviflora(p.52)と混同されており、定着年代の詳細は国内、県内ともに不明である。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

同じカテゴリーの侵略的外来種