メリケンカルカヤ

生息環境

道端、草地、海岸、河川敷、堤防、海岸埋立地、荒地、水田畦畔、畑地、樹園地、牧草地

選定理由

県内各地に普通に見られ、玄界灘海岸や平尾台などの重要地域にも定着している。しばしば群生しており、在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 イネ科 別名 なし
学名

Andropogon virginicus L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

多年草。茎は直立して、高さ50~120cm、大きな株をつくる。花期は9~11月、花(小穂)の根元には白い綿毛が密生する。種子の生産量が多く、主として風により運ばれる。日当たりがよく、土壌が乾いたところを好む。酸性土壌や岩山にも生育する。

侵入経緯

1940年頃に愛知県で初めて確認された。非意図的な移入と考えられる。福岡県植物誌(1975)には記載がないことから、県内では1970年代以降に定着し、近年、急激に分布を拡大したと推測される。

定着状況
県内
各地に普通
国内
本州(関東地方以西)、四国、九州

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