ハルシャギク

生息環境

道端、河川敷、空地、荒地、草地、人家周辺

選定理由

道端や河川敷などに繁茂し、しばしば群生することから、在来種との競合が懸念される。人家の庭などにも植えられており、むやみに庭の外に出さないなどの啓発も重要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 ジャノメギク、コレオプシス
学名

Coreopsis tinctoria Nutt.

原産地 北アメリカ西部
生態的特徴

一年草。高さ0.6~1.2mになる。秋に発芽したものは根出葉で越冬する。葉は羽状複葉で細く、コスモスCosmos bipinnatusに似ている。花期は6~10月、花(頭花)は長い柄があり、黄色で中心部が紫褐色、直径3~4cmで、全体が蛇の目模様に見える。

侵入経緯

明治初期(1870年代)に鑑賞用として渡来した。国内において野生化した年代は不明。県内では1960年代に入ってから広く見られるようになったという。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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