タチスズメノヒエ
生息環境
道端、荒地、空地、河川敷、堤防、草地、畑地、放棄畑、樹園地、海岸埋立地、市街地
選定理由
種子生産量が多く、繁殖力が極めて強い。各地の道端、空地、河川敷などに繁茂し、平尾台などの重要地域へも侵入している。アレロパシー作用もあるため、在来種との競合が懸念される。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 維管束植物 |
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分類 | イネ科 | 別名 | なし |
学名 |
Paspalum urvillei Steud. |
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原産地 | 南アメリカ | ||
生態的特徴 |
多年草。高さ0.7~1.5mで株立ちする。葉は長さ10~40cm、葉(葉鞘)の基部に剛毛があり、手に刺さる。花期は6~11月、年に2回程度穂をつける。穂の枝は長さ4~10cmで10~20本つき、全体的に毛が多い。同様の立地に生育する同属の外来種シマスズメノヒエP. dilatatumよりも種子生産量が多く、繁殖力が旺盛と考えられている。 |
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侵入経緯 |
1958年に北九州市で国内最初の定着が確認された。朝鮮戦争に際してアメリカ軍の軍需品とともに非意図的に移入されたと考えられている。 |
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定着状況 |
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