ボウムギ

生息環境

海岸砂地、海岸林、荒地、草地、道端、河川敷

選定理由

主に海岸砂浜やその周辺に生育し、玄界灘の海岸にも定着している。競争力が強く、在来の海浜植物との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 イネ科 別名 なし
学名

Lolium rigidum Gaudin

原産地 ヨーロッパ(地中海地方)
生態的特徴

一年草。茎は直立して、高さ10~50cmで、株立ちする。花期は6~8月、穂は長さ9~25cm、花(小穂)が花の軸に埋まるため、穂全体が1本の棒のように見える。芒(のぎ:果実の先端にある針状の突起)はないことが多い。海岸砂浜や沿海地の荒地などに多く見られる。

侵入経緯

1931年に神奈川県横浜市で採集されたものが定着の最初の記録である。非意図的に移入されたと考えられる。県内における定着年代は不明。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
本州、四国、九州

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