ヘラオオバコ

生息環境

道端、空地、荒地、堤防、草地、畑地

選定理由

県内各地の道端などに普通に見られる。平尾台や玄界灘の海岸域にも定着しており、これらの場所に生育する在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 オオバコ科 別名 なし
学名

Plantago lanceolata L

原産地 ヨーロッパ
生態的特徴

多年草。地下に太い根茎がある。葉はすべて根生、細長く、長さ20~30cm。花期は4~8月、高さ30~70cmの花茎を出し、その先に穂状に花をつける。日当たりのよい場所から日陰地まで生育し、温度適応性が大きい。また、刈り取りにも強い。

侵入経緯

江戸時代末期に牧草種子に混入して渡来し、定着した。県内では福岡及其近郊植物目録(1925)に掲載されていることから、1910年代には定着していたと推測される。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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