アレチウリ

生息環境

河川敷、林縁、荒地、畑地、樹園地

選定理由

河原や林縁で繁茂しており、在来種との競合が懸念される。特定外来生物に指定され、国内各地で芽生えの抜き取りやつるの刈り取りが行われている。県内でも対策が求められている。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 ウリ科 別名 なし
学名

Sicyos angulatus L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

つる性の一年草。茎は粗い毛を密生し、巻きひげで他の植物などに巻きつきながら、長さ10m以上にまで伸長する。花期は8~10月、直径1cm程度の黄白色の花を雌雄別につける。大量の種子を生産し、一部は埋土種子となる。日当たりのよい肥沃な場所を好む。

侵入経緯

1952年に静岡県清水港で確認された。輸入大豆に混入していた種子由来と考えられている。県内では1964年に北九州市足立山で確認されており、これが最初の記録と推測される。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
北海道、本州、四国、九州

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