コカナダモ

生息環境

河川、クリーク、水路

選定理由

栄養繁殖が盛んであることに加えて、常緑で一年中群生するため、クロモなど在来の沈水植物と競合する。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 トチカガミ科 別名 なし
学名

Elodea nuttallii (Planch.) St.John

原産地 南アメリカ
生態的特徴

常緑の多年生沈水植物。茎は盛んに分枝し、長さ1mを超えることもある。葉は茎に密につき、普通3枚輪生。日本では雄株のみ見られる。花期は5~9月、雄花は水面に浮遊して開花する。花弁は乳白色で3枚、長さ5~10mm。日本では切れ藻による栄養繁殖で分布を広げている。

侵入経緯

植物生理学の実験材料として導入されたといわれるが、正確な導入年代は不明。1961年に琵琶湖で確認されたのが野生化の最初の記録である。県内では2002年に矢部川で確認されたのが最初の記録で、2004年には矢部川水系二ツ川での大繁茂が確認された。

定着状況
県内
矢部川水系
国内
本州、四国、九州、沖縄

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