ミナミアオカメムシ
生息環境
水田、畑地、樹園地、水田畦畔、放棄畑、荒地、道端、河川敷、市街地、人家周辺
選定理由
食性が広く、農業の重要害虫として知られる。在来のアオクサカメムシとの交雑が知られている。農薬を用いるほか、イネの出穂前に農地の雑草を刈り払うことで、農業被害が軽減できると考えられる。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 昆虫類 |
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分類 | カメムシ目カメムシ科 | 別名 | なし |
学名 |
Nezara viridula (Linnaeus, 1758) |
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原産地 | 中国、台湾、東南アジア、南西諸島 | ||
生態的特徴 |
熱帯~亜熱帯地域原産の草食性のカメムシで、食性が広く、32科の植物を吸汁することが知られている。イネや大豆の害虫としてよく知られ、吸汁されたコメは斑点米として品質が著しく低下する。また、在来のアオクサカメムシとの交雑例が報告されている。 |
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侵入経緯 |
南西諸島には在来種として分布するが、九州本土には非意図的に持ち込まれた可能性が高い。九州本土では1950年代に初めて確認され、県内では1993年に筑後市で初めて確認された。 |
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定着状況 |
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