アライグマ

生息環境

森林、畑地、水田、湿地、水路、ため池、市街地

選定理由

陸水域をはじめとする生態系への甚大な影響が懸念されており、近年では農業への被害額も増加傾向にある。県内のほぼ全域に分布しているため根絶は困難であるが、被害の深刻さから、積極的防除による低密度化が必要である。


カテゴリー 重点対策外来種 高次分類群 哺乳類
分類 ネコ目アライグマ科 別名 なし
学名

Procyon lotor (Linnaeus, 1758)

原産地 北アメリカ~中央アメリカ(カナダ南部~パナマ)
生態的特徴

頭胴長42~60cm、体重4~10kgの中型哺乳類。夜行性で、果実や野菜などの植物質、両生類や爬虫類、鳥類などの脊椎動物、昆虫類や甲殻類などの無脊椎動物を食べる。

侵入経緯

展示や愛玩目的として輸入され、飼育されていたものが放逐またはかご脱けにより逸出した。国内では1962年に愛知県で初めて確認され、県内では2004年に朝倉市で初めて確認された。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
北海道、本州、四国、九州

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