オオフサモ
生息環境
河川、クリーク、水路、ため池、池沼、湿地
選定理由
県内各地の河川、水路、ため池などに繁茂し、浅水域の水面全体に群生するため、在来種との競合、通水阻害が懸念されている。このため、特に絶滅危惧種が生育している重要湿地での防除対策が望まれる。また、特定外来生物として栽培が禁止されていることの啓発も重要である。
カテゴリー | 重点対策外来種 | 高次分類群 | 維管束植物 |
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分類 | アリノトウグサ科 | 別名 | なし |
学名 |
Myriophyllum aquaticum (Vell.) Veldc. |
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原産地 | 南アメリカ | ||
生態的特徴 |
多年生の抽水植物。茎は直径5mm程度と太く、分枝しながら水中を横走し、大群落を形成することもある。冬季は水面より上部の茎は黄化するが、そのまま越冬する。雄雌異株で日本では雌株のみ確認されている。栄養繁殖が極めて旺盛で、茎断片の分散により分布を拡大する。 |
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侵入経緯 |
1920年頃神戸市で確認。観賞用水草が逸出・野生化した。県内では、福岡県植物目録(1952)には未掲載、福岡県植物誌(1975)には掲載されており、この間に野生化したと推測される。 |
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定着状況 |
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