ミズヒマワリ

生息環境

クリーク、水路、河川

選定理由

筑後地域のクリークや水路、花宗川の岸辺に繁茂しており、在来種との競合、水生動物の生息環境悪化が懸念されている。県内での確認は2003年が最初で、現時点でも分布域はかなり限定されていることから、根ごとの抜き取りなどにより、県内において根絶できる可能性がある。


カテゴリー 重点対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 なし
学名

Gymnocoronis spilanthoides (D.Don ex Hook. et Arn.) DC.

原産地 中央~南アメリカ
生態的特徴

多年生の抽水植物。茎は中空、高さ0.5~1.5mで盛んに分枝する。直立できなくなると、水面に倒伏して成長し、水面を覆う。花期は6~11月、球形で白色の花(頭花)を多数つける。種子繁殖も行うが、栄養繁殖が極めて旺盛で、茎断片のほか、葉片からカルス再生する。

侵入経緯

1995年に愛知県豊橋市の河川で確認。観賞用水草として導入されたものが逸出・野生化した。県内では2003年に筑後市のクリークで初めて確認された。

定着状況
県内
筑後地域のクリーク中木室線、花宗川など
国内
本州、四国、九州

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