ナルトサワギク

生息環境

海岸埋立地、道端、荒地

選定理由

ほぼ一年中開花・結実がみられ、大量の風散布種子をつけるなど、繁殖力が極めて強く、在来草本との競合が懸念される。県内への侵入は最近で、現時点では分布が限定されていることから、徹底した抜き取り作業などより、県内において根絶できる可能性がある。


カテゴリー 重点対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 コウベギク
学名

Senecio madagascariensis Poir.

原産地 東アフリカ(マダガスカル)
生態的特徴

多年草。茎は基部で分岐して大きな株を作り、高さ30~70cmになる。花期はほぼ周年、直径約2cmの黄色の花(頭花)を多数つける、結実も一年中見られ、大量の風散布種子をつくる。繁殖力が強く、アレロパシー活性及び強度の攪乱耐性を有し、しばしば群生する。

侵入経緯

1976年に徳島県鳴門市で確認された。埋立地の緑化用種子に混入していたと考えられている。県内では2016年に福岡市(福岡アイランドシティ)での定着が初めて確認された。

定着状況
県内
福岡市東区(福岡アイランドシティ)
国内
本州、四国、九州

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