ブルーギル

生息環境

河川、ため池、クリーク、湖沼、池沼、水路

選定理由

雑食性で幅広い動植物を捕食・摂食し、生態系への影響が大きい。県内のほぼ全域で確認されており、根絶は困難な状況であるが、小規模な水域であれば局所根絶も可能である。また、捕食による影響を低減するための低密度化や、啓発による分布拡大防止が必要である。


カテゴリー 重点対策外来種 高次分類群 魚類
分類 スズキ目サンフィッシュ科 別名 なし
学名

Lepomis macrochirus Rafinesque,1819

原産地 北アメリカ(カナダのセントローレンス川水系を北限とする北アメリカ大陸中央平原)
生態的特徴

体長10~15cmの純淡水魚。止水域を好む。礫底に産卵床を形成し、卵保護を行う。魚卵、甲殻類、昆虫類、水生植物などを捕食・摂食する。

侵入経緯

食用目的として1966年に静岡県一碧湖に放流された。県内での正確な定着年は不明であるが、1980年代から記録がある。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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