ホテイアオイ
生息環境
河川、クリーク、水路、ため池、湖沼
選定理由
繁殖力が旺盛で、各地のクリーク、ため池などで大繁茂し水面を覆い尽くすため、在来水生植物と競合する。通水阻害や冬季に枯死した腐敗個体による水質悪化を引き起こす。
カテゴリー | 重点対策外来種 | 高次分類群 | 維管束植物 |
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分類 | ミズアオイ科 | 別名 | ウォーターヒヤシンス、ホテイソウ、ホテイ草 |
学名 |
Eichhornia crassipes (Mart.) Solms |
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原産地 | 南アメリカ | ||
生態的特徴 |
多年生の浮遊植物。走出枝を伸ばして次々と子株を増やし、水面を覆い尽くす。高さは10~80cm、ときに1mを超える。葉柄に浮き袋があるが、過密状態では発達しない。花期は8~10月、結実は少ない。富栄養化の進んだ水路では、ほとんど花をつけない。 |
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侵入経緯 |
明治中期に観賞用及び家畜飼料として渡来した。北原白秋の詩集「思ひ出」(1911)の序文「わが生ひたち」に登場しており、すでにこの頃の柳川に見られた。帰化植物(久内、1950)には、筑後川沿岸に非常に繁殖と記されており、これ以前に広く野生化していたと考えられる。 |
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定着状況 |
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