シロガネヨシ
生息環境
海岸砂浜、草地、道端、荒地、河川敷、堤防
選定理由
県内各地の道端、河原、海岸などに逸出・野生化しており、玄界灘海岸域にも見られる。高さ3mに達する大型で強健な株をつくるため、在来種との競合が懸念される。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 維管束植物 |
---|---|---|---|
分類 | イネ科 | 別名 | パンパスグラス |
学名 |
Cortaderia selloana (Schult. et Schult.f.) Asch. et Graebn. |
||
原産地 | 南アメリカ(アルゼンチン~ブラジル南部) | ||
生態的特徴 |
大型の多年草。根茎から多数の茎を出して大きな株をつくり、高さ2~3mになる。葉は硬く縁はススキのようにざらつく。花期は9~10月、花茎を出して長さ30~100cmの大型の穂をつける。斑入りや花穂が紫色の園芸品種がある。 |
||
侵入経緯 |
鑑賞用として庭園などで栽培するために、明治中期(1890年代頃)に渡来した。栽培と野生化との区別が困難なこともあり、国内における野生化の年代は不明。 |
||
定着状況 |
|