オオマリコケムシ
生息環境
クリーク、ため池、池沼、湖沼、水路、河川
選定理由
時として湖沼や水路に大発生し、取水口や水門に詰まる、漁網に絡むなどの被害が知られる。また、在来のコケムシ類に対しても何らかの悪影響を及ぼしている可能性がある。特に水質が悪化した池沼や水路での大発生がみられるため、水質環境の管理による対策が可能である。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 甲殻類その他 |
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分類 | 掩喉目オオマリコケムシ科 | 別名 | クラゲコケムシ |
学名 |
Pectinatella magnifica (Leidy, 1851) |
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原産地 | 北アメリカ東部 | ||
生態的特徴 |
止水域に生息し、最大で40cm程度の球形から円盤状の寒天質の群体を形成する。群体は多数の個虫が集合したもので、水中の微生物などを食べる。有性生殖と無性生殖により増殖する。 |
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侵入経緯 |
北アメリカ産魚類の種苗に混入して侵入した可能性があるが、詳細は不明。国内では1972年に山梨県河口湖で初めて確認された。県内では2007年には各地で確認されているが、それ以前から定着していたことは明らかである。正確な侵入年代は不明。 |
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定着状況 |
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