オオアレチノギク

生息環境

道端、荒地、空地、畑地、水田畦畔、樹園地、牧草地、河川敷、堤防

選定理由

道端、畑地、樹園地などに広く見られる大型の雑草で、平尾台や玄界灘海岸域などの重要地域にも侵入している。しばしば群生するため、在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 なし
学名

Erigeron sumatrensis Retz.

原産地 南アメリカ
生態的特徴

越年草。全体に軟毛を密生する。茎は高さ1~1.8m。花期は7~11月、茎の先に短い枝を出し多数の花(頭花)をつけ、円錐状になる。花は直径4~5mmの筒型。種子の生産量が多く、風によって遠方まで飛散する。環境適応性が高く、いたるところに生える。

侵入経緯

1926年に文献に記載されたことから、1920年前後に東京で定着したと推測される。非意図的な移入と考えられる。その後、急激に分布を拡大し、県内には1930年代に侵入・定着したと推測される。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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