コマツヨイグサ

生息環境

道端、荒地、海岸砂浜、海岸埋立地、河川敷、堤防、市街地、畑地、樹園地

選定理由

県内各地に広く分布している。海岸砂浜にも定着し、しばしば群生するため、特に在来の海浜植物との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 アカバナ科 別名 なし
学名

Oenothera laciniata Hill

原産地 北アメリカ東部
生態的特徴

越年草。全体に粗毛がある。茎は地面をはうことが多く、高さ5~50cm。葉の形は変異が大きく、深く切れ込むものから、鋸歯状のものまである。花期は4~11月、花は直径2~3cmで黄色。日当たりのよい攪乱地や砂地を好む。

侵入経緯

1914年の文献に国内で初めて記録されている。それ以前の1910年前後に非意図的に移入されたと推測される。県内では第二次世界大戦後(1945年以降)間もなく侵入し、1950年代に急激に分布を拡大した。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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