ヒロハフウリンホオズキ

生息環境

道端、荒地、草地、畑地、水田畦畔、放棄水田、放棄畑、樹園地

選定理由

県内各地の道端、畑、水田の畦などに見られる。繁殖力が強いため、在来種との競合が懸念される。畑雑草としても効果的な防除が求められている。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 ナス科 別名 センナリホオズキ
学名

Physalis angulata L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

一年草。茎は高さ20~90cm。花期は7~9月で、葉の付け根に1花つける。萼(がく)が袋状になって果実を包み、長さ2.5~3cmになる。種子の生産量が多く、1個体で100個以上の果実をつけ、1つの果実には200粒程度の種子が入っているという。

侵入経緯

園芸植物として江戸時代末期に渡来した。現在定着しているものは、第二次世界大戦後(1945年以降)に輸入農作物に混入していた種子由来と考えられる。県内では福岡県植物目録(1952)に「稍普通」として掲載されており、1940年代後半には定着していたと推測される。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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