オオフタバムグラ

生息環境

海岸砂浜、海岸埋立地、河川敷、道端

選定理由

海岸砂浜、河原の砂地などに侵入・定着し、分布を拡大している。しばしば群生するため、在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 アカネ科 別名 タチフタバムグラ
学名

Diodia teres Walter

原産地 北アメリカ
生態的特徴

小型の一年草。高さ10~20cmで斜めに立ち上がる。茎の長さは10~50cm。葉の両面に硬くて短い毛があり、ざらつく。花期は7~9月で、花は葉の付け根につき、白または淡紅色。同属のメリケンムグラD. virginianaが湿った場所を好むのに対して、本種は乾いた砂地を好む。

侵入経緯

1927年に東京で定着が確認された。非意図的な移入と考えられる。県内では、1951年に福岡市で採集されたものが最初の記録である。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
本州(宮城県以南)、四国、九州

同じカテゴリーの侵略的外来種