マルバアメリカアサガオ

生息環境

道端、人家周辺、草地、畑地、樹園地、水田畦畔、放棄水田、放棄畑

選定理由

県内各地に定着している。アメリカアサガオI. hederacea var.hederaceaと同様に、繁茂して一面を覆うつる植物であるため、在来種との競合が懸念される。また、ダイズ畑の雑草として効果的な防除が求められている。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 ヒルガオ科 別名 なし
学名

Ipomoea hederacea Jacq. var. integriuscula A.Gray

原産地 熱帯アメリカ
生態的特徴

一年生のつる植物。アメリカアサガオの変種で、葉は分裂せず、卵円形である。そのほかの形態的、生態的特徴は、基本種のアメリカアサガオと同様である。しばしば両変種は混在しているが、中間型はないという。

侵入経緯

第二次世界大戦後(1945年以降)、アメリカアサガオと前後して非意図的に移入されたと考えられる。県内では1965年に大牟田市で採集されたものが最初の記録である。

定着状況
県内
各地にやや普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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