ナガバギシギシ

生息環境

道端、荒地、河川敷、草地、畑地、樹園地、牧草地

選定理由

道端や草地などにやや稀に見られる。平尾台や玄界灘海岸域などにも侵入し、在来種との競合、在来種ギシギシR. japonicusとの交雑が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 タデ科 別名 なし
学名

Rumex crispus L.

原産地 ヨーロッパ~アジア
生態的特徴

多年草。ギシギシによく似る。茎は直立して高さ0.8~1.5m、上部で分枝する。根出葉は長柄があり、長さ10~30cm、幅3~8cm。花期は4~7月、円錐状に花をつける。日当たりのよい、やや湿ったところを好む。ギシギシ属Rumexの植物は交雑しやすいという特性を持つ。

侵入経緯

明治中期に渡来したと考えられている。1891年に東京で採集された個体に和名がつけられた。県内では福岡及其近郊植物目録(1925)に掲載されていることから、1910年代には定着していたと推測される。

定着状況
県内
各地にやや稀。国内:北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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