ヒメジョオン

生息環境

道端、荒地、草地、河川敷、堤防、畑地、樹園地、牧草地、人家周辺、市街地

選定理由

海岸、低地から山地まで、様々な環境に定着している。平尾台、玄界灘海岸、山地上部の自然植生域などの重要地域にも群生しており、在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 なし
学名

Erigeron annuus (L.) Pers.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

一年草または越年草。茎は直立し、高さ50~130cm。茎の中心部は中空にならない。根出葉はさじ形、花の時期には枯れる。花期は5~10月、花(頭花)は直径約2cm、中心は丸く盛り上がって黄色、外側は白色。環境適応性が高く、いたるところに生育する。

侵入経緯

江戸時代末期に鑑賞用として渡来し(当時は“柳葉姫菊”と呼ばれたという)、明治初年(1868年)には野生化した。県内には明治末期から大正初期(1910年代)に侵入・定着したと考えられている。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州

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