セイヨウタンポポ

生息環境

道端、空地、荒地、草地、河川敷、堤防、畑地、樹園地、牧草地、人家周辺、市街地

選定理由

低地から山地まで様々な場所に定着し、在来タンポポ類との競合及び交雑が生じている。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 なし
学名

Taraxacum officinale Weber ex F.H.Wigg

原産地 ヨーロッパ
生態的特徴

多年草。太い直根があり、葉は全て根元から放射状に出る。花期はほぼ一年中。花茎は中空で葉をつけず、直径3.5~4.5cmの鮮黄色の花(頭花)を1個つける。萼状部分(総苞外片)は下方へ反り返る(在来タンポポ類は反り返らない)。

侵入経緯

食用や飼料用として渡来し、1904年には札幌での野生化が報告された。県内では福岡県植物目録(1952)に「稀」と記されていることから1950年代以降に分布を拡大したと推測される。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

同じカテゴリーの侵略的外来種