オランダガラシ

生息環境

水田、河川、クリーク、水路、湖沼、渓流

選定理由

繁殖力が強いため、各地で野生化している。清冽な水域にも生育するため、このような環境に生育する在来種との競合が懸念される。また、水路で大繁茂した場合、通水阻害も懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 アブラナ科 別名 クレソン
学名

Nasturtium officinale R.Br.

原産地 ヨーロッパ、中央アジア
生態的特徴

水辺から水中に群生する多年草。茎は高さ20~40cm、中空、下方の節間より根が出る。花期は5~8月、花は白色で、直径4~5mm。日当たりのよいところを好む。低水温で生育しやすい。

侵入経緯

食用栽培植物として1870年頃に渡来した。その後、逸出・野生化して広がったとわれている。県内では1930年代に太宰府市で初めて確認された。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

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