メラノキシロンアカシア

生息環境

二次林、荒地、市街地

選定理由

成長が速いため、在来種と競合する。また、窒素固定によって土壌が富栄養化し、植生の変化をもたらす。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 マメ科 別名 ブラックウッドアカシア
学名

Acacia melanoxylon R.Br.

原産地 オーストラリア(タスマニア島)
生態的特徴

常緑高木。高さ25mに達する。葉は葉柄が変化して単葉(1枚の葉)のように見え、その先に羽状複葉をつけることもある。3月頃に淡黄色の球形の花(頭状花)を多数つける。常緑のアカシア属の中では比較的低温に耐える。種子により繁殖し、急速に成長する。

侵入経緯

1883年に渡来し、街路樹、公園樹などに利用された。第二次世界大戦後(1945年以降)、治山緑化用樹木として痩せ地などで使用された。県内でも花崗岩地などに植栽され、それが逸出・野生化した。

定着状況
県内
四王寺山などの花崗岩地
国内
本州、九州

同じカテゴリーの侵略的外来種