セイタカアワダチソウ

生息環境

道端、空地、荒地、草地、河川敷、堤防、海岸埋立地、放棄水田、放棄畑

選定理由

県内全域に分布し、平尾台などの重要地域にも侵入している。単一群落を形成するとともに、在来種と競合する。重要地域における引き抜きなどの防除対策が望まれる。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 キク科 別名 セイタカアキノキリンソウ
学名

Solidago altissima L.

原産地 北アメリカ
生態的特徴

大型の多年草。長い地下茎を持ち、旺盛に栄養繁殖する。アレロパシー活性を有し、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。茎は高さ1~1.5mになる。花期は10~11月、直径3~5mmの黄色の花(頭花)を多数つける。種子は風によって散布される。

侵入経緯

観賞用として明治時代(1897年頃)に渡来し、その後、野生化した。第二次世界大戦後、急速に分布を拡大した。県内でも1950年代初めにボタ山や荒地が多い筑豊地域で確認された。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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