ハルジオン
生息環境
道端、荒地、草地、河川敷、堤防、畑地、樹園地、人家周辺
選定理由
海岸、低地から山地まで、様々な立地に定着している。平尾台、玄界灘海岸などの重要地域にも生育しており、在来種との競合が懸念される。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 植物(その他) |
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分類 | キク科 | 別名 | なし |
学名 | Erigeron philadelphicus L. | ||
原産地 | 北アメリカ | ||
生態的特徴 | 多年草。茎は高さ30から80cm。同属のヒメジョオンE. annuusよりやや小型で、全体に軟毛が多い。茎の中心部は中空。根出葉は花の時期まで残る。花期は4から8月、花(頭花)は直径2から2.5cm、中心部は黄色、外側は淡紅色から白色。横走する根から盛んに発芽して栄養繁殖する。 | ||
侵入経緯 | 大正中期(1920年頃)に鑑賞用として渡来。昭和初期(1920年代後半)には逸出・野生化していたという。県内では1960年代に北九州市で野生化が確認され、その後、分布を拡大したと考えられる。 | ||
定着状況 |
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