オニウシノケグサ
生息環境
道端、空地、荒地、畑地、樹園地、牧草地、河川敷、堤防、海岸砂浜、林縁
選定理由
競争力が強い多年草で、在来種との競合が懸念される。飼料用のほか、緑化植物(法面緑化、砂防用)として非常に優れていることから、広く利用されている。利用地外への個体や種子の逸出を防止するなどの啓発が重要である。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 維管束植物 |
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分類 | イネ科 | 別名 | トールフェスク |
学名 |
Schedonorus phoenix (Scop.) Holub |
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原産地 | ヨーロッパ | ||
生態的特徴 |
多年草。茎は直立して、高さ40~180cm。葉は長さ10~50cm。花期は6~8月、穂は上部で枝を分けて多数の花(小穂)をつける。日当たりのよい、肥沃で水分の豊富なところを好む。 |
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侵入経緯 |
1905年に牧草として導入された。利用が増大したのは、1960から1970年代にアメリカの品種ケンタッキー31が導入されてからで、緑化植物としての使用とともに分布を拡大したと推測される。県内では、1965年頃に稀に野生化したものが見られたという記録がある。 |
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定着状況 |
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