ヨウシュチョウセンアサガオ

生息環境

道端、荒地、草地、畑地

選定理由

有毒植物であるため、人や動物が誤って摂取することがないよう適切に管理する必要がある。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 ナス科 別名 なし
学名

Datura stramonium L. f. tatura (L.) B.Boivin

原産地 不明(熱帯アメリカ原産ともいわれているが、古くから世界中に分布し、はっきりしない)
生態的特徴

大型の一年草。高さ1~2mになる。花期は6~9月、花はロート形、淡紫色で長さ7~9cm、直径3~4cm。花が淡紫色であることで、シロバナチョウセンアサガオDatura stramonium f. stramoniumと区別される。他の特徴は、シロバナチョウセンアサガオと同様である。

侵入経緯

明治初期(1870年頃)に薬用、鑑賞用として渡来。現在定着しているものは、第二次世界大戦後(1945年以降)に輸入穀物に混入していた種子由来のものと考えられる。県内では福岡県植物誌(1975)に掲載されていることから、1970年代には定着していたと推測される。

定着状況
県内
各地にやや稀
国内
北海道、本州、四国、九州

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