ネズミホソムギ

生息環境

道端、河川敷、堤防、荒地、草地、畑地、樹園地、海岸、市街地

選定理由

競争力が強く、在来種との競合が懸念される。牧草や緑化植物(法面緑化、砂防用)として非常に優れていることから、広く利用されている。利用地外への個体や種子の逸出を防止するなどの啓発が重要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 イネ科 別名 ハイブリッドライグラス
学名

Lolium × hybridum Hausskn.

原産地 ヨーロッパ
生態的特徴

一年草または二年草。ネズミムギL .multiflorumとホソムギ L. perenneは容易に交雑し、ネズミホソムギと名付けられている。雑種ではあるが、稔性を失わない(種子をつくる)ため、自然状態でも様々な中間型が見られ、識別が困難なものも多い。人為的に交配した栽培品種が多数あり、牧草、芝草として利用される。

侵入経緯

1962年頃に牧草として導入されたという。県内における定着年代については不明。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州

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