シチヘンゲ

生息環境

海岸砂浜、道端、草地、河川敷、荒地、林縁

選定理由

県内では沿海地の道端、草地などに逸出・野生化しており、玄界灘の島嶼にも多い。海岸植物との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 クマツヅラ科 別名 ランタナ
学名

Lantana camara L.

原産地 熱帯アメリカ
生態的特徴

常緑低木。枝は密に分枝し、高さ2~5m。枝の先は横にはい、半つる性となる。茎や枝に下向きの小棘がある。葉の付け根から軸を伸ばし、小さな花を球形につける。多数の園芸品種があり、花色は多様。種子は鳥によって遠方に運ばれる。根茎でも繁殖する。

侵入経緯

江戸時代末期(1865年)に園芸植物として渡来した。その後、ランタナの名前で鑑賞用に栽培されたものが沖縄、小笠原などの暖地で逸出・野生化しているが、その年代は不明である。県内でも栽培されたものが海岸域で野生化状態となっている。

定着状況
県内
各地にやや稀
国内
本州、四国、九州、沖縄、小笠原

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