ヤノネカイガラムシ
生息環境
畑地、樹園地、道端
選定理由
柑橘類の重要害虫として知られる。幼虫期を狙った薬剤散布、ヤノネキイロコバチやヤノネツヤコバチを用いた生物的防除により、被害軽減が可能である。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 昆虫類 |
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分類 | カメムシ目 マルカイガラムシ科 | 別名 | なし |
学名 |
Unaspis yanonensis (Kuwana, 1923) |
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原産地 | 中国南部 | ||
生態的特徴 |
雌の成虫は体長3~4mm程度で、頭部や脚が退化した紫褐色で矢じり状の特異な形態をしている。年2~3化し、夏期までに1回、晩秋までに1~2回新成虫が出現する。成虫で越冬する。幼虫、成虫ともに柑橘類の枝、幹、葉、果実などあらゆる部位に寄生し吸汁する。 |
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侵入経緯 |
詳細は不明であるが、果樹の苗木に付着して侵入した可能性が高いと考えられる。国内では1907年に長崎県で初めて確認された。県内への侵入年代は不明。 |
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定着状況 |
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