ビワヒガイ

生息環境

河川、水路、湖沼

選定理由

在来のカワヒガイとの交雑のおそれがあるほか、産卵母貝を巡ってカワヒガイ及びタナゴ類と競合する可能性がある。また、在来二枚貝類に対する影響も未知数である。定着している地域は限られるため、これ以上の拡散が起こらないよう啓発が必要である。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 魚類
分類 コイ目コイ科 別名 なし
学名

Sarcocheilichthys variegatus microoculus Mori,1927

原産地 国内由来の外来種:本州(琵琶湖)
生態的特徴

体長20cm程度になる純淡水魚。緩やかな流れのある環境を好み、生きた二枚貝類に産卵する。遠賀川水系ではニセマツカサガイとトンガリササノハガイを利用することが知られる。

侵入経緯

食用として1930年代以降に全国各地に放流された記録が残っている。現在では食用としての放流は行われていない。県内では1992年に北九州市の河内貯水池で初めて確認された。

定着状況
県内
遠賀川水系、今川水系、板櫃川水系
国内
本州、四国、九州

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