シロバナマンテマ

生息環境

海岸砂浜、海岸林、海岸埋立地、草地、河川敷、畑地、荒地

選定理由

海岸砂浜やクロマツ林内、河原などに生育する。特に海岸に多く、しばしば群生するので、在来種との競合が懸念される。


カテゴリー 要対策外来種 高次分類群 維管束植物
分類 ナデシコ科 別名 なし
学名

Silene gallica L. var. gallica

原産地 ヨーロッパ
生態的特徴

一年草または越年草。マンテマS. gallica var. quinquevulneraの基本種。全体に粗い毛が生えている。茎は基部より分枝し、高さ20~50cm。花期は5~6月、直径8mm程度の花をつける。花は白色または淡紅色である。温帯から熱帯にわたり広く見られる雑草で、種子繁殖をする。

侵入経緯

園芸植物として渡来したマンテマと異なり、非意図的に持ち込まれたといわれているが、定着年代、場所などの詳細は不明。県内では1960年代にときどき見受けられたとの記録がある。

定着状況
県内
各地に普通
国内
北海道、本州、四国、九州、沖縄

同じカテゴリーの侵略的外来種