イネミズゾウムシ
生息環境
水田、放棄水田、池沼、河川敷
選定理由
イネの重要害虫としてよく知られており、主に幼虫が根を食害することでその成長に大きな悪影響を与える。イネのほかにもネザサやチガヤなどのイネ科植物を摂食する。根絶は困難であるが、個体数を一定以下に抑えるための計画的な防除が必要な状況である。
カテゴリー | 要対策外来種 | 高次分類群 | 昆虫類 |
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分類 | コウチュウ目ゾウムシ科 | 別名 | なし |
学名 |
Lissorhoptrus oryzophilus Kuschel, 1951 |
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原産地 | 北アメリカ | ||
生態的特徴 |
成虫は体長約3mm。幼虫はイネの根を食べて成長し、そのまま土中で初夏に蛹化する。夏期に羽化した成虫はイネなどの葉を食べて生活し、成虫で越冬した後に、田植えされたイネに産卵する。日本に生息する系統は雌のみで単為生殖を行う。 |
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侵入経緯 |
輸入された乾燥植物に混入し侵入したと考えられている。国内では1976年に愛知県知多半島で初めて確認され、県内では1983年に大島で初めて確認された。 |
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定着状況 |
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