どんなことに使われているの?
生きものを守るための資料(しりょう)として使われます。
レッドデータブックには、どの種類の生きものが、どのくらい絶滅(ぜつめつ)の危険性(きけんせい)が高くて、どのような場所にすんでいるのかが書いてあります。この内容(ないよう)は、生きものや環境(かんきょう)を守るための、下に示すような取り組みの参考になっています。
新しく道路や家などをつくるために、森を切り開いたり、池や田畑、海を埋(う)め立てるとき、そこに絶滅の危険性(きけんせい)が高い生きものがすんでいるかもしれません。このような生きものが確認された場合は、工事を取りやめたり、工事の方法を変えたりするなど、その生きものやすんでいる環境(かんきょう)を守るための工夫を行うことができます。