県内の動植物種について知りたい(外来種)
外来種とは
もともとその地域の自然界に生息しておらず、人の活動によって他の地域から入ってきた生きもののことを外来種といいます。
外来種のうち、生態系、人の生命または身体、農林水産業などへの被害を及ぼすおそれがあるものを「侵略的外来種」といい、福岡県では対策の優先度を明確にするために4つのカテゴリーに区分しました。
- 重点対策外来種(動物10種、植物10種)
- 影響・被害は甚大で対策の必要性が高く、対策の実行可能性・実効性が見込めるため、積極的な防除が必要な侵略的外来種。
- 要対策外来種(動物51種、植物88種)
- 影響・被害は甚大で対策の必要性が高いものの、対策の実行可能性・実効性が相対的に低いため、防除についての検討及び遺棄・導入・逸出防止などの普及啓発が必要な侵略的外来種。
- 要注意外来種(動物34種、植物82種)
- 影響・被害は限定的だと考えられるため、遺棄・導入・逸出防止などの普及啓発を中心とした対策が必要な侵略的外来種。
- 定着予防外来種(動物21種、植物8種)
- 県内に未定着であるが、今後定着の可能性が高いことから、導入の予防や水際での監視、野外への遺棄・逸出防止、発見した場合の早期防除が必要な侵略的外来種。
侵略的外来種一覧