ヨモギ(蓬)

ヨモギ

 日当たりのよい草地や道端などに普通に見られるキク科の多年草。地下茎を伸ばして群生し、茎は高さ1mに達します。秋に目立たない小さな花(頭花)を多数つけます。写真のような春先の葉をゆでてすりつぶし、餅に入れて草餅を作ります。このため、餅草(もちくさ)とも呼ばれます。太宰府名物の梅ヶ枝餅も、毎月25日(菅原道真の誕生日と命日にちなむ天神さまの日)限定でヨモギ入りのものが作られます。

<2024年3月掲載>