シコクスミレ(四国菫)

シコクスミレ

 山地落葉樹林の林内に生えるスミレ科の多年草。4月下旬~5月上旬に、葉の展開と同時に白い花をつけます。四国の高知県で最初に発見されたので「四国菫(すみれ)」と名付けられています。福岡県内では英彦山地、釈迦岳山地、福智山地に生育しています。個体数が少ないため、福岡県レッドデータブックで絶滅危惧種に選定されています。

<2022年5月掲載>