サカキカズラ(榊葛) 常緑林内や林縁に生えるキョウチクトウ科のつる性常緑木本。他物に巻きついて長く伸びていきます。花期は4~5月で、枝の先に淡黄色の花を多数つけます。花の裂片がねじれて星形になるのが特徴的です。名前は、つやのある葉がサカキ(榊)に似ているつる植物(葛:かずら)であることに由来します。掲載写真は、福岡県保健環境研究所構内の植え込みに生育していたもので、甘い香りを漂わせていました。 <2024年5月掲載>